大人のADHD
大人の人でADHD の場合、子どもと違い、社会や家庭で担う役割りや責任がおもく、失敗や不出来であることへの批判・ダメージも大きいもの。
また、困難を感じながら生きた年月が長く、トラブルも多く経験し、ストレスも長期にさらされてきています。
それによって、二次的に別の精神疾患などを引き起こすリスクが高くなりやすいものです。
二次的に起こりやすい症状としては、うつ病、不安障害、薬物乱用、反抗挑戦性障害、行為障害(他人への暴力や公共物の破損行為)などが、あげられます。
例えば、うつの症状がみられた場合、うつに焦点を当てて改善を試みるだけでは、その背後にADHD が隠れていることを見逃してしまうことがあります。
より深い原因まで突き止めれば、より適した対処の方法がみえてくると思われます。
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