HSP ハイリー センシティブ パーソン の方へ
はい、私自身 HSP です。
そんな私から HSP の方に向けて、 イルセ・サン著 「鈍感な世界に生きる 敏感な人たち」からのシャアを。
悪循環から抜け出すために
「自分はなんて退屈で陰鬱な人間なんだ。 もしも私がほかの人にもっと気を配って、あらゆることにベストを尽くしていたなら、一緒にいる人を楽しませられたのに」
疲弊する。
トイレに隠れる。
自己批判。
「他の人みたいに私も出来なくてはならない」
悲しい。
自尊心が低くなる。
高い基準を設けてしまっているなら、その基準を下げることが非常に重要です。
そうしないと、いずれいっぱいいっぱいになってしまいます。
自分の行動ルールにフォーカスしたら、あとは練習あるのみです。
それらのルールを破ることで生じると予想される惨状はたいていの場合、現実のものとなるでしょう。 しかし! 高い基準を満たせなかったという経験をするたび、完璧主義の度合いは弱まり、肩の力が抜けていきます。
心に宿る不安とは裏腹に、ルールを破って基準を下げても、実際には大半の人が自分のことを好いてくれるということがわかるでしょう。 それからは、もっとリラックスして、積極的に人と接することが出来ます。 一緒にいて心地よいと言ってくる人も現れることでしょう。
努力し続けるのをやめて、ありのままの自分でいることが許された経験をすれば、自尊心を取り戻せます。 基準を下げることで、豊かな人間関係を築けるようになるでしょう。 こうして、あなたは好循環に入っていくのです。
HSP やその他の繊細な心の持ち主たちが、自分の長所や可能性に、より注目出来るようになるための後押しになることを願っています。
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