生命(いのち)ある すべてのものに
「生命(いのち)ある すべてのものに」 マザー・テレサ 1982年 来日された時の講演録です。
深イイ話しを、一部抜粋します。
『私は、どんな人に会ってもまずその人のなかにある美しいものを見るようにしています。
この人のなかで一番素晴らしいものはなんだろう。 この人のなかで一番美しいところはなんだろう、そこから始めようとしております。
そうしますと、かならず美しいところが見つかって、そうすると私はその人を愛することができるようになって、それが愛のはじまりとなります。 でも私にとっては、やはり貧しい人を愛することの方がやさしいのです。 といいますのは、私の愛を、そして私の存在をこの人たちが必要としてくれている、ということを感じますから愛することができるのです。
しかし、考えてみますと、私たちのほうがむしろこういった貧しい人びとを必要としているのではないでしょうか? 私たちが貧しい人たちに与えるといいますけれども、逆に貧しい人たちが私たちに与えてくれているのです。 私たちの存在を受け止めてくれる、私たちの愛を受け入れてくれるということによって、貧しい人たちは私たちに与えてくれているわけです。
生きていくうえで私たちは微笑みを忘れてはなりませんし、そしてつねにいつでもどこでも喜びをもってそれを態度で表していく。 それが愛のはじまりであり、また自分のなか、自分の目に前に神の姿を見出すはじまりかと思います。』
深イイなぁ !
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