マインドフルネスの専門書
27名の研究者による論文集。
臨床心理、精神医療、大脳生理学、仏教、自らの体験談などから書かれたかなり硬派な本!
面白かったポイント羅列します。
マインドフルネスとは、
「今の瞬間の現実に常に気付きを向け、現実をあるがままに知覚して、それに対する思考や感情には囚われないでいること」を意味している。
「仏教の修行として重要なサティ(パーリ語)、念(漢訳語)にその起源をもっていて、かつてアジア諸国の僧侶たちによって修行されてきたサティが、欧米諸国の一般の人びとにとって有用なスキルとして積極的に応用されてきた。」
「緩和ケア、うつ病再発予防、依存症治療、ストレス軽減、トラウマ・ケア、更生保護といった臨床の分野でその効果・効能が科学的に確認されることによって大きな盛り上がりを見せ、日本にその波が及び始めている。」
マインドフルネス研究愛に満ち満ちた27人の想いの詰まった本でした。
心の扱い方が研究され広まる時代、ワクワクしてきます!
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