ADHD 家族や周囲の人が出来る対応、 パート2
ADHD の方と、コミュニケーションがとりづらいと嘆くより、こちらから歩み寄りましょう。
こちらが言いたいことや頼みたいことが、正確に伝わらないことがあります。
本人なりの解釈をして、それが的外れでも気づかなかったりします。「○○して欲しいんだけど」といった遠慮した言い方はかえって混乱に。 「○○してください」とはっきり伝えまます。
本人のペースを尊重しましょう。
周囲に注意を向けないので、マイペースになりがち。 それに対して周囲の人が腹を立てても仕方ありません。 仕事の指示などは、5W1Hを意識して具体的に出すと、すれ違いが減らせます。
橋渡し役がいると安心です。
職場や学校など、集団の中で生活するには、なんでも相談できる人がいると、本人も周囲の人も安心。 本人と周囲の人との「橋渡し役」の人の存在で、互いの気持ちや行動を解説してもらうことが出来ます。
冗談が通じにくく、内容によっては自分がバカにされていると怒ることも。言葉をそのまま受け取る傾向があり、比喩なども通じにくいものです。
「努力不足」「やる気があるのか」などと責めても、反発するか落ち込ませるだけです。
能力は持っているので、コミュニケーション・伝える方法を工夫しましょう。
いくつかのポイントを押さえることで、対応した時に生じる摩擦を減らすことが出来ます。
参考図書 : 大人の発達障害に気づいて・向き合う完全ガイド 黒澤 礼子 著
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