ADHD 家族や周囲の人が出来る対応は。
ADHD の方の、ご家族や周囲の人が出来ることとして、まず本人を理解することから始めましょう。
対人関係や社会生活でトラブルが起こっても、本人の性格や相手のせいだと思いがちです。
しかし非難するだけでは問題は解決しません。むしろ本人の自尊心が低下して、二次障害につながってしまいます。 本人も、なぜうまくいかなかったのか分からず、困ったり悩んだりしているはずです。
まずは、周囲の人がADHD であることに気付き、認めること。 適切な対応と支援をしていけば、トラブルを起こさずに社会で生活できます。 本人の状況を予測できれば、支援の対策を講じることができます。
本人の特性ととらえて、マイナス面ばかりではなくプラスの面に注目しましょう。
何が得意で、どんな能力を発揮できるか注目して、本人のいい面や得意なことを、どんどん言葉にして伝えれば、本人の自信につながります。
「常識がない」と言わない。
自分でも薄々そう感じているもの。 本人にとっては、最も落ち込む言葉だそうです。
プライドを傷つけない。
大人として、プライドを傷つける言葉は避けましょう。
参考図書 : 大人の発達障害に気づいて・向き合う完全ガイド 黒澤 礼子 著
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