『気持ちがスーッとラクになる 生きるヒント』 心に響く文章
以前、ご紹介したポール・スミザー師匠の 本より。
はじめに より抜粋です。
『今、悩みや不安をひとりで抱え込んで、つらい思いをしてる人がたくさんいますね。心の冬を迎えている人が、、、。 そんな人に、植物の生き方を知ってほしい、春を迎えてほしいと思い、まとめたのがこの本です。
若いころ、私も気分が沈んだことがあります。 24時間、マイナスのスイッチが押されっぱなし。 眠いし、食べられない。 普通にできていたことができなくなって、つらかった。 そのとき、そばにいてくれたのは植物でした。
苦しいときって、明るい未来を考えられません。 未来の自分を想像すると、ワクワクするどころか絶望的になる。 だから、当時の私は目の前の植物のことだけを考えました。 花が咲きそうなら、それを見るまで頑張ろう。 種を蒔けば、発芽を見届けよう。 そんなふうに自分を忘れると、少し楽になれたから。 その時間を少しずつ増やしていき、回復することが出来ました。
イギリスには今、精神的に苦しい人に薬を出すのではなく、週に3回、庭に行って作業を手伝うようにと導くドクターもいるそうです。
この本にある植物が、あなたに元気を届けてくれますように。』 ポール・スミザー
なんか心にひびく、はじめにの挨拶文でした。
今回の写真は、手書きのイラストとサイン入りの1ページ。
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